福山インプラントアカデミー土屋歯科医院

当院のインプラント治療の特長

FEATURE

様々な学会で講演を行う
ドクターを指導するドクター

土屋浩昭理事長は、臨床経験の豊富な歯科医師として、また〝ドクターを指導するドクター〟として、
各地で講演活動を行い、インプラント治療の普及と発展に努めています。

インプラント学会で数々の講演

ドクターを指導するドクター

理事長の土屋浩昭は今までに数多くの学会で講師として講演を行いました(詳しくはプロフィールをご参照ください)。  講演の内容はインプラント治療の基本的な術式から、高度な手技、更には最新の機器の紹介など多岐にわたります。いずれの講演においても「インプラント治療の成功とは調和の取れた口腔機能系を回復することにより、機能的・審美的・心理的・社会的に満足の得られる治療を提供し、長きにわたり患者さまの信頼を得ること」であるという私の想いを伝えています。
最近では、治療の成功のみならず、治療後のアフターケアにフォーカスし、訪問歯科診療の重要性やインプラント上部構造の修理や改変の必要性をテーマに講演をしております。
患者様の人生に寄り添い、長期にわたるインプラント治療を提供するためには、患者様の未来を支える後進の育成も重要な課題になってきます。学会では後進の育成の重要性に加え、私が日頃実践している治療計画の立案過程や、状況に応じた治療戦略ならびに治療後のメンテナンスやリカバリー、さらには超高齢社会に対応したインプラント上部構造のありかたについて症例を提示しながら講演しました。

北京大学口腔医学院で講演

2015年10月9日、中国の北京大学からの要請で、日本で行われている先進的なインプラント治療の現状と、包括的な歯科医療の必要性、第4世代の親水性インプラントについて講演しました。
適切な手技を選択すれば、抜歯した直後に骨移植とともにインプラントを埋入しても、その日のうちに仮の歯を入れることができます。1Dayインプラントの項でも詳しくお話ししますが、入れ歯を装着する期間をなくすことで、患者さんの不快な期間を短くできるため、この技術は非常に先進的で脚光を浴びています。ただし、この治療が成功する前提条件として、歯のないところのみに注視するのではなく、まずお口の中全体を注意深く観察し、適切な噛み合わせの高さや歯並びを事前に設定し、噛み合わせのバランスを整えることが必要です。このようにお口全体のバランスを整えながら治療することを「包括的歯科治療」といい、インプラント治療成功の鍵です。
また、近年チタン製のインプラントは製造直後からその性能が低下することが問題とされていました。このことを「チタンの老化」(Titanium aging)と呼びますが、老化したインプラントは骨との接合に時間がかかります。これはチタン製インプラントが製造直後から空気に触れることで不動体層である炭化化合物が付着し、水をはじく「疎水性」になることに起因します。最近ではインプラントの製造過程で空気に一切触れさせない第4世代の親水性インプラントが開発されました。親水性インプラントは水になじみやすく、埋入時に血液がインプラント体表面に素早く付着し、骨再生に重要な成長因子に代表されるたんぱく質の吸着並びに細胞の接着が向上することで、骨との接合に要する期間が従来の半分になりました。
この新しい第4世代のインプラントは「インプラント治療=治療期間が長い」という患者様にとって最大の問題を解決する手段として北京大学での講演でも好評を得ました。

診療時間