歯を失ったとき、その機能と美しさを取り戻すための選択肢として、インプラント治療は非常に有効です。今回は、インプラントの基礎知識と、福山インプラントアカデミー土屋歯科医院での取り組みについて詳しくご紹介します。
インプラントとは?
インプラントは、むし歯や歯周病、外傷などで失った歯を補うための治療法です。インプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれ、自然な見た目と機能を提供します。インプラントは、顎の骨に埋め込まれるチタン製の人工歯根であり、その上にアバットメントと呼ばれる接続部品を介して人工歯(クラウン)が装着されます。この構造により、インプラントは天然の歯とほとんど変わらない見た目と機能を実現します。
インプラントの仕組み
インプラントは主に以下の3つの部分から構成されています:
- インプラント体:顎の骨に埋め込まれる部分で、チタン製のネジのような形状をしています。チタンは生体適合性が高く、骨としっかり結合する性質があります。
- アバットメント:インプラント体と人工歯を接続する中間部分です。これにより、インプラント体とクラウンがしっかりと固定されます。
- 人工歯(クラウン):見た目や機能が天然の歯に近い人工の歯です。色や形状は患者の他の歯に合わせて作られます。

インプラントの利点
インプラント治療には多くの利点があります。まず、見た目が自然で、他の歯と調和するため、審美的な満足度が高いです。また、インプラントは顎の骨に直接固定されるため、咬む力がしっかりと伝わり、食事を楽しむことができます。さらに、インプラントは他の歯に影響を与えないため、隣の健康な歯を削る必要がありません。適切なケアを行えば、インプラントは非常に長持ちし、耐久性に優れています。
インプラントの歴史と進化
インプラントの歴史は古代に遡りますが、現代のインプラント技術は1950年代にスウェーデンの整形外科医、ペール・イングヴァール・ブローネマルクによって開発されました。彼はチタンが骨と結合する性質を発見し、これが現代のインプラント技術の基礎となりました。その後、技術の進化により、インプラントのデザインや材料、手術技術が大幅に改善され、成功率が向上しました。現在では、デジタル技術を用いた精密な診断と計画が可能となり、より安全で効果的な治療が行われています。
福山インプラントアカデミー土屋歯科医院の取り組み
福山インプラントアカデミー土屋歯科医院では、5000本以上のインプラント治療実績を持ち、専門医による安心の治療を提供しています。土屋歯科医院の土屋浩昭医院長は、中四国地方で2人目の「ブローネマルクシステム公認認定指導医」であり、ドクターを指導する立場にあります。このような豊富な経験と専門的な知識を活かし、患者様に安心して治療を受けていただける環境を整えています。
特徴的な治療
福山インプラントアカデミーでは、以下のような特徴的な治療を提供しています:
- 1DAYインプラント治療(All-on-4):即日食事が可能な治療法で、忙しい方にも適しています。
- 再生医療の”骨移植”:顎の骨が不足している場合でも、骨移植を行うことでインプラント治療が可能です。
- 岡山大学病院の歯科麻酔科医と連携:安全性の高い治療を提供するため、麻酔科医と連携しています。
まとめ
インプラント治療は、失った歯を補うための優れた選択肢であり、技術の進化により、ますます多くの人々に利用されています。福山インプラントアカデミー土屋歯科医院では、豊富な実績と専門的な知識を活かし、患者様に安心して治療を受けていただける環境を提供しています。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
当院のインプラント専門サイトも参考にしてみてください。
監修
医療法人社団義恵会 土屋歯科医院 院長 土屋 浩昭 つちや ひろあき

- 岡山大学臨床講師
- 歯科医師臨床研修指導医
- 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医
- 一般社団法人 日本有病者歯科医療学会 学会員